思い出cm3

1995年 ポカリスエットのcm

 

 field of viewの「突然」という曲に合わせて、中山エミリ氏が駝鳥への搭乗に挑戦する場面が描かれている。

 

この場面は、本人が語っていたが実際に駝鳥を使って本人が行った、つまりはスタントなしで撮られた場面という事になる。

 

このcmの考えられている所は、駝鳥に乗らせるという、敢えて無理難題な事に挑むという描写が、恰も爽やかに描かれている事。挑戦に失敗しても笑顔で挑戦し続ける姿を見ると、そう思われる。兎に角笑顔が素敵。

思い出のcm2

三井のリハウスcm 1995年

 

私の好きなcmの中に、三井のリハウス建みさと氏のcmがある。特に1995年に放送された、雨の中、建氏と男の人が2人で立っている状況から始まるcmが一番切なくも爽やかな感情を呼び起こす。

 

より詳しく説明すると、男の人が恐らく心の中で、
「もっと遠くへ行っちゃえば良いのに」と言うと、建氏が
「思い出も一緒に持って行くよ」というナレーションの後、笑顔で
「バイバイ」と言う。そして曇り空からやや日が差し込む。
ここで三井のリハウスロゴ。

 

別れという切ない感情を、敢えて笑顔で「バイバイ」という事で別れさえも爽やかに変えてしまう、このcmはそんな粋な演出をしている様に感じられる。

思い出のcm1

トヨタスターレット、1989のcm。

(YouTubeで検索してみて下さい)

このcmの特徴は、LA-PPISCHの「パヤパヤ」という楽曲に乗せて楽しげな雰囲気を作り出すことで、車を持ち上げるという非現実的要素をそうと思わせない、ノリで踊って騒げば何でも可能だ、という事を表している様に思う。それは明るく、楽しい未来へ向かっていこうとする若者達の野心である。

 

当時はバブル期で活気に満ち溢れていだからこそ思い描けたcmでは無いだろうか?しかし、この頃のトヨタ車は庶民的である。今は今で技術や品質は劣らない物があるので良いのだが。